雑記

脳みそ

2019.0213

 

みんなとおなじ でなければいけないとされる環境で、
個性を出してキラキラする女の子たちは美しかったけど、
その中でも足並みを揃えなきゃいけない暗黙の決まりや、個性すら殺して息をしたり、
足並みを揃えない子をネタにして醜さに走ってしまう子たちを見ているのが苦しかった。
優等生をしていたし、それなりに女子だったし、適度に嫌われて適度に好かれてる、そのどれもがわたしで、どれもがわたしじゃなかった。
だから、学校に行くのをやめた。
みんなが同じように授業を受けて、部活に出て、恋人と一緒に帰ったり、友達と遊んだりしている時、わたしはひたすらYoutubeとテレビを眺めてた。

ロザンのネタを見て、クリープハイプと韓国をあさり、バンドマンの彼女になりたいと願った。みっつ数えて彼女になってよっつ数えて彼氏なる関係に憧れた。バカか。
クリープハイプが好きなんだよねって話して聴かせた友達に変な声じゃん、変なのって言われてめちゃくちゃ殺意を持ったのを覚えてる。その子いまじゃクリープハイプ信者だし、カラオケで絶対イトとか栞歌ってると思う。
イトも栞もいい曲だよね、わたしも好きだよ、でも死んで。

 

ずっと明日はどっちだって思っていたし、あしたなんてこなくていいと思っていた。
親も友達も、周りに誰もいなくなる数時間だけわたしは無機物になれた。
何も考えなくていい、何にもならなくていい。
何にもならなくていいんだと思いたかった。
インターネットは、わたしを無機物にさせてくれた。
いつか、いつか何にもならないわたしをそのまま抱きしめてくれる何かがあるはずだからわたしはこのままでいようと思った。

 

今も昔も何もしたくないし何にもなりたくないのに存在だけが中途半端に走っていく。
何もできないから期待しないでくれ、頼む。何もわからないんだ。こちとら中学なんかろくに行ってないし、世の中の仕組みなんかわからない。英語も数字も社会も公民も避けれるものはひたすら避けてきた。なんだかうまい具合に働けているけどそれも意味がわからないし、どうにか始めた一人暮らしも公共料金の支払いが死ぬほど辛い、だって長生きするつもりもないのに2万も年金にお給料を持っていかれるの、謎すぎませんか。いっそもう死んでしまいたいといつも思いながら死にきれずにだらだら生きている。

どこにいてもどこにもいない気持ちになる。

 

私が本当に存在して、ただただ美しくなれるのは身を投げる瞬間だけです。